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給与から引かれる4つの保険料
会社員が加入する社会保険は健康保険・厚生年金・雇用保険・介護保険(40〜64歳)の4種類。保険料はいずれも「標準報酬月額 × 料率」と賞与への同率課金で決まり、健康保険と厚生年金は労使折半(会社と従業員で半分ずつ)、雇用保険は会社の方が多く負担します。給与天引きされるため意識しづらいですが、自己負担だけで年収の約15%にあたる大きな出費です。 下表は1つの保険ごとに「全体料率」と「自己負担分」を並べたものです(出典:協会けんぽ「保険料額表」、日本年金機構「厚生年金保険の保険料」)。
| 保険の種類 | 全体料率 | 自己負担分 |
|---|---|---|
| 健康保険(協会けんぽ全国平均) | 約10% | 5.0% |
| 厚生年金(全国一律) | 18.3% | 9.15% |
| 雇用保険(一般事業) | 1.55%(会社0.95%) | 0.6% |
| 介護保険(40〜64歳・全国一律) | 1.59% | 0.795% |
ポイントは標準報酬月額の上限(キャップ)です。健康保険は139万円(第50等級)、厚生年金は65万円(第32等級)で頭打ちになるため、これを超える高収入帯では保険料が一定額で止まります。
月収が上がると負担はどう増える?
上の料率を月収別に当てはめると、自己負担の月額目安は次のようになります。月収70万円帯で伸びが鈍るのは、厚生年金がキャップに達するためです。
| 月収(額面) | 自己負担の月額目安 |
|---|---|
| 20万円(年収240万円) | 約3.0万円 |
| 30万円 | 約4.6万円 |
| 50万円 | 約7.6万円 |
| 70万円(厚生年金キャップ) | 約9.5万円 |
月収20万円の内訳は健康保険約1万円・厚生年金約1.8万円・雇用保険約1,200円。賞与にも同じ料率がかかるため、年収500万円の人の年間社会保険料(自己負担)は約75万円が目安です。
よくある誤解と知っておきたいこと
- 「会社負担分は自分には関係ない」は誤解。健康保険・厚生年金は労使折半なので、会社も従業員とほぼ同額を払っており、人件費全体ではその分まで含めて評価されています。
- 料率は毎年変わる。健康保険料率は毎年3月、雇用保険料率は毎年4月に見直されます。本ツールは協会けんぽの平均値ベースで、組合健保(IT・金融など)は独自料率です。
- パートでも「106万円の壁」に注意。2024年10月から従業員数51人以上の企業で適用範囲が拡大し、週20時間以上・月額88,000円以上・2か月超見込みの短時間労働者も社会保険の加入対象になりました。
よくある質問
※ 本計算は概算です。標準報酬月額や都道府県により実際の保険料とは異なる場合があります。
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