💡 節税シミュレーション
都道府県独自の超過課税が住民税に反映されます
どの節税策をいくらまで使えるか
会社員でも使える主要な節税策は、iDeCo(個人型確定拠出年金)・ふるさと納税・生命保険料控除・医療費控除・住宅ローン控除などで、それぞれ性質と節税効果が異なります。iDeCoは掛金が全額所得控除、ふるさと納税は実質2,000円負担で返礼品が貰える、医療費控除は実費の一部が戻る、と仕組みが違うため複数を組み合わせるのが基本戦略です(出典:国税庁「所得控除のあらまし」タックスアンサー No.1100)。
節税策の上限・効果の早見表
| 節税策 | タイプ | 上限の目安 |
|---|---|---|
| iDeCo(会社員) | 全額所得控除 | 月23,000円≒年27.6万円 |
| 生命保険料控除 | 所得控除(3区分) | 所得税12万円/住民税7万円 |
| 医療費控除 | 所得控除 | 年10万円(または所得5%)超の部分 |
| ふるさと納税 | 税額控除(寄付) | 実質負担2,000円 |
| つみたてNISA | 運用益非課税 | 年360万円・生涯1,800万円 |
生命保険料控除は一般・介護医療・年金の3区分の合算です。つみたてNISA(2024年以降の新NISA)は直接の所得控除はありませんが、運用益・配当が非課税になり投資収益を最大化できます。所得控除型は「控除額×(所得税率+住民税率10%)」が節税効果となるため、限界税率が高い人ほど1円の控除あたりの戻りが大きくなります。
同じ控除でも年収で戻りが変わる
iDeCo年27.6万円+ふるさと納税6万円+生命保険料控除8万円という同じ組み合わせでも、年収(限界税率)によって節税額は次のように変わります。
| 年収 | 限界税率 | 節税額の目安 |
|---|---|---|
| 500万円 | 20% | 約12〜14万円 |
| 700万円 | 20% | 約15万円 |
| 1,000万円 | 33% | 約20万円超 |
所得が高いほど限界税率が上がるため、所得控除型の節税策は高所得者ほど効果が大きいのが特徴です。
使い始める前のチェックリスト
- iDeCo・つみたてNISAは早く始めるほど非課税運用の期間が長くなる(新NISAは年360万円・生涯1,800万円の枠)
- 住宅ローン控除を受ける1年目は、ふるさと納税の上限額が圧迫される可能性があるため寄付額に注意
- 医療費控除は年10万円(または所得5%)を超えた部分のみが対象なので、家族分を合算して判定する
- iDeCoは2025年以降の改正で会社員の掛金上限引上げ(月2.3万円→2.0万円→2.0万円超)が議論されており、最新の上限を確認する
- 各制度は併用可能なので、本ツールで実額を試算してから寄付額・掛金を決める
よくある質問
掛金全額が小規模企業共済等掛金控除として所得控除になります。年収500万円・税率20%(所得税10%+住民税10%)の方が月2.3万円(年27.6万円)拠出すると、年間約8.3万円の節税。30年間続ければ約249万円の節税効果になります。
はい。iDeCo・ふるさと納税・生命保険料控除・地震保険料控除・医療費控除・住宅ローン控除・小規模企業共済はすべて併用可能です。ただし各控除には個別の上限額があり、ふるさと納税の上限は他の控除との関係で変動するため、シミュレーションが重要です。
職業により異なります。自営業者(第1号)月6.8万円(年81.6万円)、企業年金なし会社員月2.3万円、企業型DC加入者月2万円、DB加入者月1.2万円、公務員月1.2万円、専業主婦(第3号)月2.3万円。2024年12月から制度改正で一部上限が変更されています。
節税効果ならiDeCo(所得控除+運用益非課税)、流動性ならNISA(いつでも引き出し可能)が有利です。iDeCoは60歳まで引き出せませんが、所得税・住民税の節税が毎年発生。NISAは生涯1,800万円まで非課税運用可能で、引き出し時の課税なし。両方併用が最強です。
生命保険料控除は新契約で一般生命・介護医療・個人年金それぞれ最大4万円(合計12万円)の所得控除。住民税は2.8万円×3=8.4万円。所得税率20%の方なら年12万円控除×20%+住民税8.4万円×10%=約3.2万円の節税効果になります。
個人事業主・小規模法人役員(業種別の従業員数制限あり)が加入できる退職金積立制度。月額1,000〜70,000円(年最大84万円)の掛金が全額所得控除になり、廃業時に退職所得扱いの一時金または年金で受取可能。低利の貸付制度もあり経営者の必須節税策です。
厳密には「節税」ではなく「税金の前払い+返礼品」です。寄付額-2,000円が翌年の住民税から減るだけで、税負担総額は2,000円増加します。ただし寄付額の3割相当の返礼品を受け取れるため、実質的な家計メリットは大きい制度です。
※ 本計算は概算です。実際の節税額は個別の状況により異なる場合があります。
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